2014年02月07日

レチノール配合化粧品、使い続けますか?

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アンチエイジング、特にしみに効果があるとして
レチノールという成分をウリにした化粧品があります。


私はおすすめしません。



もともとはレチノールが注目されたわけではない


レチノールは海外でセレブや芸能人が使い始め、話題となり
その後日本でも化粧品に配合されるようになりました。


海外セレブや芸能人は憧れの対象ですからね。
話題性も十分あり、多くの雑誌などでも取り上げられています。




肌の代謝を促進し、しわやしみに効果があるレチノール…
しかし、もともと海外でセレブや芸能人が使用していたのは
レチノールではありません。



トレチノインという成分です。




これはビタミンA誘導体と呼ばれるもので、肌のピーリング効果があります。
皮膚の表面を刺激し、新しい肌の生成を促進します。


新しい肌が生成される際、沈着した色素を押し出してくれるので、
しみに効果的だと言われています。


しかしこのトレチノイン、
日本では化粧品への配合が認可されていない成分なのです。


医師が治療として処方する場合や、
個人輸入という方法でのみ手に入れることができます。




化粧品メーカーが考えた末
レチノールに目をつけた


ではレチノールは何かというと、
トレチノインよりも弱いけれど効果が似ている成分です。


これは化粧品への配合が認められているので、
メーカーはこぞって採用し始めたのです。




しかしながら、
レチノールはトレチノインよりも効果が弱いとお伝えしました。


どのくらい弱いかというと
トレチノインの100分の1の効果しかありません。


それなのに化粧品メーカーから発売されている
レチノール配合化粧品は高額なものが多いです。
10,000円前後はしてしまいます。


薬事法により、レチノールの配合量をあまり上げることもできず、
他の成分で補っているからでしょうか。




レチノールは扱いが難しい


レチノール化粧品でトラブルになった例があります。


高濃度のレチノールが配合された化粧品で、
使用者からメーカーに苦情が寄せられ、
販売中止、返金となる騒ぎになりました。


医療機関で受診した人の治療費もメーカーが負担したそうです。


症状としては、かゆみや赤み、腫れなどです。
通常、レチノールを使用していると赤みなどは出てくるものですが、
この場合は赤みが強かったり、明らかな異常が認められたと推察できます。


このことからみても、
レチノールが扱いの難しい成分であることはご理解いただけると思います。




レチノールでしみが改善されるしくみを
ざっくりと


扱いが難しい成分であるのに、
化粧品メーカーがレチノール配合製品を販売し続けているのは
しみ改善の効果を期待できる理由があるからです。




レチノールは肌の角質に作用し、剥離させます。
要は肌を刺激して表面を薄く剥がす働きです。


肌の表面を剥がすことで、新しい肌の生成を促し、
奥にある綺麗な肌を表に出してくる、という理屈です。



このため、濃度が適切でなかったり肌が弱かったりすると
過度な赤みやかゆみを感じるのです。




このしくみを聞いただけでも私はあまりいいと思えません。
無理矢理新しい肌を作り出しているように感じるからです。


普段の美容に取り入れるには適していないと思えるのです。


レチノールを使用すると、肌の表面が一時的に弱くなります。
この状態の肌は非常に敏感で、いつにも増した紫外線対策が必要です。
且つ、バリア機能が弱いため乾燥しやすい状態なのです。




安くないお金もかかることですし、
医療機関にかかるぐらい深刻なしみに悩んでいるなど、
相当の理由が無い限り、メリットの方が少ないと思います。




レチノールのまとめ


レチノールは肌に負担をかけながら行うアンチエイジング法です。


急を要するしみ対策を迫られている場合でも、
化粧品ではなく医療機関へかかることをおすすめします。





あらためて基本に気を配るべきだなと感じています。






次回はサウナと肌についてお話しします。





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posted by aki at 11:00 | しわしみ対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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